今日のお勧め品

変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)

変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)

 たぶん買った奴はこれのはず。読んでみたいなーと思って読まなかった作品です。ある日突然謎の生き物になってしまったグレーゴルと家族のお話。これは読み手によってかなり受ける印象が違う作品ですねー。グレーゴルの立場から読むと突然の悲劇、家族の立場から読むと新しい希望への物語。あ、最後まで読んでの感想です。なにが枷になっているのか、それが結局互いの互いを思う絆だったのではないかと。表題の変身以外にもいくつか作品が載ってますが、どれもよくわからない作品ですね。色々な読み方が出来ると思うので何回も読むといいのかも。